ハピテライオンTシャツ・卓上カレンダーコンテスト受賞作品発表
2023年10年11日〜12月15日に開催した、ハピテライオンTシャツ・卓上カレンダーコンテストの受賞作品を発表します。
「ハピテライオンTシャツ・卓上カレンダーコンテスト」は、表現することを通じて「凸凹が活きる社会を創る。」というビジョンの実現を目指す、でこぼこ文化祭の連動企画として開催しました。
コンテストには、全国のハッピーテラス、ハッピーテラスキッズ、ディーエンカレッジ、ディーキャリアの利用者の皆様からたくさんのご応募をいただき、Tシャツコンテストには246件、カレンダーコンテストには90件の作品が集まりました。
応募してくださった利用者の皆様、サポートしてくださった事業所のスタッフの皆様、ありがとうございました。
今回のコンテストでは、特別審査員に、こども図工教室 YAKKEを主宰し、多くのTVCM、番組、Web CM、MVを手がける鈴木友唯さんを迎えて審査を行いました。
どの作品も素晴らしい魅力を持っており、どれかを選ぶのはたいへん難しかったですが、審査委員一同で相談して、表現力が豊かかつ独創的で、誰もが区別されることなく自分らしく活躍できる社会を実現しよう!というメッセージがポジティブに伝わる作品を選びました。
(でこぼこ文化祭実行委員)
ハピテライオンTシャツコンテスト
最優秀賞
ハッピーテラス衣笠教室 K.N.さん
「凸凹を楽しみながら道を開く!」

作者コメント
- 自分にとって楽しめること、楽しめないことも含めどのような状況でも楽しみながら進んでいきたいという気持ちを作品にしました。
ハッピーテラスの仲間と一緒にみんなで過ごす時間や気持ちが向かなくてもいつの間にか楽しんでいる気持ちを表現しました。
事業所コメント
- とても集中して制作に取り組んでいました。昨年のリベンジとだいぶ前からテーマを絞り構成を試行錯誤しながら考えました。
楽しみながら絵を描いている様子が凸凹を楽しむという言葉にリンクしていてとても素晴らしい作品に仕上がったと思います。
審査員特別賞
ハッピーテラス小田原教室
「☆Happy☆」

作者コメント
- ハッピーな気持ちになる絵を意識しながら描きました。
工夫したとこはハートの風船やパステルな雰囲気の色使いです。
絵のままにタイトルも「Happy」にしてみました。
事業所コメント
- 明るく優しい色使いと、可愛いモチーフ盛沢山の作品に仕上がりました。
「わーカワイイ!」と思わず声を出してしまいそうな、鑑賞するだけでハッピーな気分になれるエナジーチャージできる作品になりました。
ハッピーテラスキッズ賞
ハッピーテラス我孫子教室 M.Nさん
「ハピテライオン」

作者コメント
- ハピテライオンをかいたところをがんばりました。
事業所コメント
- ぼろぼろになったクレヨンを細かく砕いて溶かして一緒に新しいクレヨンを作り、それを用いています。
書いていくうちに、「色を塗ろう」「星も書こう」など自主的にアイデアを出して仕上げることができました。
ハッピーテラス賞
ハッピーテラスさんだ教室 E.Iさん
「ハッピーフェスティバル(仮)」

事業所コメント
- お家に持って帰って、頑張って仕上げくれました。
ディーエンカレッジ賞
ディーエンカレッジ国立キャンパス R.Mさん
「ハピテライオン」

作者コメント
- 悲しいとか嬉しいとか、いろんな感情のあるライオンにしました。メンタルが強い人も弱い人もいろんな感情を持っているから。
事業所コメント
- 独特のキャラクターを生み出してくれるM画伯。いつも穏やかな雰囲気で周囲の人をほっこりさせてくれます。
ディーキャリア賞
ディーキャリア横浜オフィス A.Tさん
「お絵描きを楽しむハピテライオン」
作者コメント
- お絵描きを楽しむハピテライオンを表現しました。
ディーキャリアに通所をする中で得る、気付きや経験は、時に「本来、これはもっと子供の頃に知るはずだったものかもしれない…?」と思う機会も多く、自身のそんな経験から、もう一度幼少期をやりなおすようなイメージを持ちました。何か童心に帰るような気持ちになるモチーフを、暖かなタッチや色味で表現したいと考え、このような作品になりました。
事業所コメント
- 普段からとても素敵なイラストを描かれており、訓練室のホワイトボードに書いてくださるかわいいイラストを見ていつも癒されています。
様々なご経験をされてきた利用者さんが、コンテストのために幼少期を想い描かれたイラストは、柔らかいタッチの心温まるイラストでした。きっと私だけではなく、沢山の方がこのイラストを見て童心に帰ることができるのではないでしょうか。ぜひ沢山の方の目に触れていただけたら嬉しいなと思います。
ディーキャリアITエキスパート賞
ディーキャリアITエキスパート久屋大通オフィス H.Oさん
「GO!ハピテライオン!」
作者コメント
- 「でこぼこ」というワードから自分の想像する「でこぼこ」を表現することができたと思います。ポップで明るいシームレスなデザインを心がけました。
中央に大きくあるハピテライオンのピクセルアートは、私自身が事業所を利用する中でスキルを身につけたり、課題に苦労したり、同じ利用者さんと訓練に励む道のりが、ゲームの中に登場する勇者のように思えたので、ハピテライオンのドット絵を描いてみました。
事業所コメント
- Illustrator・Photoshopを利用してイラスト画像を様々に加工、印刷品質がどの程度かを検証する意味でプリントアウトも繰り返し行い、凸凹の多様的な要素を取り入れ、一つのイラストにポリゴンなど複数のイメージバリエーションを組み合わせての表現を試作、フレーム・背景・本体をマッチングさせながら進めた。
透過単色の背景に、凸凹をアレンジしたストライプ模様を考案描画し、一層本体のライオンが引き立つ工夫もされた。自身のイメージを膨らませ具現化して完成した。慎重に吟味を重ねながら丁寧に仕上げた作品です。
卓上カレンダーコンテスト
最優秀賞
ディーキャリアITエキスパート田町オフィス N.S.さん
「There is no ‘Normal’」

作者コメント
- よく子供のころから「変わっているね」「変な子」といわれることが多かったです。「普通」になりたいと考えてきましたが、「普通」って何だろうとも悩まされていました。障害が分かり、ディーキャリアに通うようになってからは、誰も出に特性や個性はあって、それを認めて生きていくということを学びました。
変わった色、形のキャラクターを書き、それでもお互いに愛・理解があればどんな人にも生きやすい社会になるんだというメッセージを込めて作成しました。冬のように冷たい社会に感じることもあるかと思いますが、支えあって生きていくことで心は温かくなれるという思いを込めて冬をテーマにしました。自己推薦のため、スタッフからのコメントはございません。
審査員特別賞
ハッピーテラスキッズ中野ルーム A.T.さん、Y.S.さん、A.Y.さん、M.Iさん
「力を合わせて!お野菜ライオンカレンダー」
作者コメント
- 野菜スタンプでハピテライオンを作ったよ!ピーマンをたてがみにしてみたり、大きなしっぽを作ったよ!
事業所コメント
- 小学校準備コース4名による力作です。当初は1人ずつ応募する予定でしたが、子どもたちから「みんなで力を合わせよう」「競争じゃないもんね!」という意見がたくさん出たため、急遽合作としての応募になりました。クレヨン・野菜スタンプを使って作った、かわいくて力強いハピテライオンです。コメントは、レッスンの中で頑張って作る最中の発言を拾い集めて作っています。
ハッピーテラスキッズ賞
ハッピーテラス拝島駅前教室 Y.Iさん
「ドラゴンハピテライオン」

作者コメント
- ドラゴン色に塗りました。
事業所コメント
- ぬりえが苦手なお子さんですが、枠を意識して塗れていることにお母様も感動していました。好きな色で塗って良いと伝えるとドラゴン色にすると頑張って塗っていました。
ハッピーテラス賞
ハッピーテラス小田原教室
「春夏秋冬」

作者コメント
- 季節がグルっと回る感じと凸凹を表現するために4ピースのパズルに仕上げてみました。全キャラクターを登場させることで、楽しそうな姿が伝わったら嬉しいです
。このキャラクターたちも、きっと得意も苦手も性格もみんなバラバラ凸凹だと思うけど、みんな毎日頑張っているというメッセージで、1つの季節(ピース)の中に沢山の場面を描きました。大変だったところや工夫したところは『ココ!』というより、全部が同じくらい大変だったし、工夫したところだと思っています。
事業所コメント
- 春夏秋冬を閃くとあっという間に各場面が組み立っていき、「さすが!」という言葉がピッタリの制作姿でした。ひとつひとつ細かく四季の中に組み込まれている大作です。
背景がグラデーションになっていく部分にも季節の巡りが表現され、太陽と月を対比させることで奥行きも表現されたと思います。限られたサイズ感の中で、キャラクターそのものも各場面も、本当によく再現されていて、ゾウの鼻に巻き付く朝顔もとてもカワイイ。月明かりに照らされたサンタを引くトナカイの役割となっているシルエットも、もちろんハピキャラで表現されています。この場面をシルエットにする発想…夢があって素敵です。パズルの凸凹も上手く活用されていて、冬眠している仲間がいたり、コタツの下(足元)でぬくぬくしている仲間たちがいたりします。このハム、春には大の字で日光浴をしていたような…。とにかく色々なアイディアの詰まった作品となりました。
ディーエンカレッジ賞
ディーエンカレッジ柏キャンパス S.Nさん
「共鳴する希望のメロディー」
作者コメント
- 凸凹が活きる社会をイメージしました。
事業所コメント
- 色彩豊かに数多くのシチュエーションを描かれています。「活きる」意味を考えさせられます。
ディーキャリア賞
ディーキャリア枚方駅前オフィス Y.Y.さん
「凸凹な自分たち」
作者コメント
- 「色々な人がいるね」という気持ちでこの作品を書きました。作品の制作をするときは、普段は自分の空想を絵や形にしています。制作活動に活かすために、色々なモチーフのデッサンをして勉強しています。
事業所コメント
- アクリル絵の具でオリジナルイラストや、樹脂粘土を使った造形物(くまさんや、野菜などのかわいいものがお得意です)の制作を趣味でされています。小さい頃から空想する事が好きだったそうです。ご本人のお人柄は、静かに穏やかな方で、自身の特性と向き合い、週5通所を目指して頑張っておられます。アーティスト気質なので、どうしても夜型で、「夜中に閃く」との事。夜型気質を修正しながら、週3通所が出来る様になっています。制作に関するお話をする時は、目がキラキラ輝く事を私達スタッフは全員知っています。
ディーキャリアITエキスパート賞
ディーキャリアITエキスパート八王子第二オフィス A.T.さん
「きらきら十人音色」
作者コメント
- 健常者・障害者関係なく、多種多様な人々がいて当たり前なのだけれど、それを忘れて匿名で簡単に批判や否定ができてしまう世の中にあると思います。違うからこそその人が輝けたり、同じだからこそ喜びが分かち合える、そんな出来事がたくさん周りに広がるといいなという思いを込めて作品を作りました。
音は色々な音色が出せるものであり、同じ音でも楽器によって響きや感じ方は人それぞれですが、ひとつになれば素晴らしい音色を響かせることがでます。人も音色と同じように違った形、色、感じ方でも集まれば素敵な発想やチャレンジができるということを、音符と切れ目のない円の五線譜で表現しました。背景には宇宙をモチーフにし、きらめきを出す工夫をしました。夢や理想は無限に広がるもので、可能性にも限りがないことを表現しています。中心に浮かぶ球体は一人一人の心を表し、2人のキャラクターが様々な色を大事に集めて温かみのあるハートを形作る様子です。嫌なことも難しいことも多くの経験がきらめきをもって少しでも未来の自分や大切な人へ繋がるよう、思いを込めました。この作品を見た方が、少しでも明るい気持ちや、優しい気持ちになっていただけると幸いです。
※タイトルは「じゅうにんねいろ」と読みます。十人十色ということわざを音で表現した造語です。
事業所コメント
- 1ヶ月の制作期間は長っかたようで短い期間だったかと思います。途中、アイデアが浮かんでこないといったこともありましたが、ひとりで抱え込まず相談しながら取り組むことで見事、完成させることができました。デザインについては、障がいに捉われない、人や動物といった垣根も超えて誰もが安心して関わり合える、それでいて「ほんわか」とさせるような世界観を共感していただけると嬉しいです。
参考
特別審査員:鈴木友唯さん

2016年ドローイングアンドマニュアル参加。
TVCM、番組、Web CM、MV などを手がける。
主な作品にアリススタイルTVCM、Milton TVCM、パルシステム WebCM、「パプリカ」Foorin 楽団ver. 、おかあさんといっしょ「うちゅうにムチュー」、Eテレ「u&i」、テレビ東京「シナぷしゅ 」、サンボマスター「ヒューマニティ!」MV などがある。カラフルで手作り感のある世界観を作るのが得意技。自分でイラストを描いたり、セットを作ったりも。
2022年10月に第一子を出産。子育ても仕事も全力で楽しみたい!
こども図工教室 YAKKE主宰で日本中さまざまな場所でこども向けワークショップを開催している。
凸凹が活きる社会を創るアートコンテスト特設サイト
でこぼこ文化祭-ハピテライオンTシャツ・卓上カレンダーデザインコンテスト
募集概要
我々のビジョンである「凸凹が活きる社会を創る。」活動に、誰でも参加できる機会をつくることを目的とした「でこぼこ文化祭プロジェクト」の一環として、ハピテライオンTシャツ・オリジナル卓上カレンダーデザインコンテストを開催します。
みなさまから応募いただいた作品は、でこぼこ文化祭ウェブサイトを通じて広く発信し、全国のハッピーテラスが子どもたちにとって、自己肯定感とソーシャルスキルをはぐくむ素晴らしい居場所であることの認知を広げることに努めます。
ハピテライオンTシャツデザインコンテスト
ハッピーテラスの公式イメージキャラクターとして、利用者、保護者、事業所の皆様のほか、たくさんの方に親しんでいただいているハピテライオンのオリジナルTシャツデザインのコンテストを開催させていただきます。
利用者の皆様に、ハピテライオンのオリジナルTシャツを作る活動を通じて利用者やスタッフの創造性が発揮され、一緒に手を動かしてものを作る喜びを感じる機会となることを期待しています。
ディーキャリアやディーエンカレッジからの応募も大歓迎です。
ぜひ奮ってご応募ください。
Tシャツコンテストの応募は終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございました!
オリジナル卓上カレンダーデザインコンテスト
ハッピーテラス・ディーキャリア・ディーエンカレッジの販促物として活用できる、オリジナル卓上カレンダーのデザインコンテストを開催します。
「凸凹が活きる社会を創る。」という我々のビジョンをテーマに、利用者の自由な発想でつくられたアート作品をオリジナル卓上カレンダーのデザインに用いて、販促物として活用し、広く社会に利用者の創造性と我々のビジョンが浸透していくことを期待してます。
募集期間
- 2023月10月11日~11月24日 17:00まで
- ※卓上カレンダーコンテストのみ12月15日 17:00まで延長いたしました。
賞
- ハピテライオンTシャツデザイン最優秀賞:最優秀賞の作品は、ハピテライオン公式Tシャツとしてグッズ化される予定です
- オリジナル卓上カレンダーデザイン最優秀賞:最優秀賞の作品は、カレンダーの表紙+毎月のイラストの一枚として採用される予定です
- 参加賞
- その他の賞は追って発表いたします
- 選考は、でこぼこ文化祭実行委員会で行います。
受賞作品の発表は、2024年1月26日に、でこぼこ文化祭ウェブサイト上で行う予定です
応募要件
ハピテライオンTシャツデザインコンテスト
- ハピテライオンをモチーフにしたデザインであること
オリジナル卓上カレンダーデザインコンテスト
- 「凸凹が活きる社会」をテーマにしたデザインであること
※テーマの解釈や表現方法は応募者に委ねますが、公序良俗に反するもの、差別的、攻撃的な表現を含むものなど、主催者の判断でエントリーをお断りすることがあります
サイズ・テンプレート
Tシャツ
- デジタルの場合:297mm × 406mm で解像度350dpiで作成して下さい
- アナログ(紙)の場合:下記のテンプレートをダウンロードし、A3サイズで印刷・作成後、スキャナの設定で350dpi「以上」でスキャンして、画像ファイル(jpg, png, gif)形式、あるいはpdf形式でご提出をお願いいたします。郵送等でのご応募はできません。
↓教材として使用いただける、テンプレートの説明とハピテライオンのイラスト一覧です
カレンダー
- デジタルの場合:154mm × 106mm で解像度350dpiで作成して下さい
- アナログ(紙)の場合:下記のテンプレートをダウンロードし、A4サイズで印刷・作成後、スキャナの設定で350dpi「以上」でスキャンして、画像ファイル(jpg, png, gif)形式、あるいはpdf形式でご提出をお願いいたします。郵送等でのご応募はできません。
※デザインは、デジタル・アナログは問いませんが、ご提出は上記のサイズ・テンプレートに則った準じた画像ファイルの形式でお願いいたします。
※応募はおひとり1点まででお願いいたします。
※おひとりにつき、Tシャツデザインコンテスト・卓上カレンダーデザインコンテストのどちらかのエントリーとなります
※ハピテライオンの仲間たちがモチーフに含まれていてもかまいませんが、主たるモチーフはハピテライオンとなるようお願いします
参加方法
下記のフォームに必要事項を記入し応募して下さい
お申込みフォーム:Tシャツコンテストお申込みフォーム:卓上カレンダーコンテスト
たくさんのご応募、ありがとうございました。
参加資格
2023年10月11日時点で、下記のいずれかの事業所と利用契約がある予定の利用者さま
- 放課後等デイサービス ハッピーテラス
- 児童発達支援 ハッピーテラスキッズ
- 就労移行支援 ディーキャリア・ディーキャリアITエキスパート・ディーキャリアワーク
- 自立訓練(生活訓練) ディーエンカレッジ
結果発表
- 2024年1月26日
- でこぼこ文化祭ウェブサイト上で行う予定です
応募作品の取り扱い
- 応募者は、作品の著作権は作者に帰属し、デコボコベース株式会社および所属事業所に使用権を与えることを承諾するものとします。
- 受賞作品において、第三者から権利侵害、損害賠償などの主張がなされた場合、又は 応募用紙に事実と相違あることが記載されていた場合には、主催者において展示の取りやめや受賞を取り消すことがあります。
- 応募作品は、応募者が著作権を有しているものに限ります。
- 作品中に使用される美術、映像、写真、音楽等については、必ず著作権者の許諾を得た上で応募してください(映像や写真の場合は写っている人の肖像権にもご配慮く ださい)。仮に第三者から権利 侵害、損害賠償等の主張がなされたとしても、応募者 が自らの責任で対処することとし、主催者は一切の責任を負いません。
- 主催者は応募作品を、コンテストの広報や募集活動に利用し、そのための上映、放送、 複製、印刷、展示、Web サイトでの公開(民間企業の協力を得て公開する場合を含む) 等を無償でできることとします。その際、作品のサイズを拡大・縮小又はファイル形 式を変更する場合があります。
問い合わせ先
- でこぼこ文化祭実行委員会
fcsupport@decoboco-base.com
よくある質問
他のコンテスト等に応募した作品は応募できませんか?
- 他のコンテスト等に応募したことがある、または応募する予定がある作品でのエントリーはできません
自宅で作品を制作してもよいでしょうか?
- 大丈夫です。応募用紙を教室・オフィスで印刷いただきお渡しして描いていただいても構いません
保護者など、スタッフ以外に応募対応(フォームへの入力など)を依頼してもよいでしょうか?
- 受賞した場合などのやりとりがスムーズにできるよう、スタッフ以外の方の対応は控えていただき、応募は教室・オフィスの皆様でご対応をお願いします。
共同制作した作品で応募することはできますか?
- はい、可能です。ただし、各賞・参加賞は1作品につき1つになりますので、ご了承のうえご応募くださいますようお願いいたします。
川越教室ハピテラ図工教室 – イベントレポート
2023年9月12日、ハッピーテラス川越教室にて、特別イベント「ハピテラ図工教室:カラフルポンチョでファッションショー」が開催されました。
講師にこども図工教室YAKKEの鈴木友唯さん、水田琴美さんをお招きして、こどもたちと、大きなこどもたち(講師と教室スタッフ)が一緒に楽しくものづくりを行いました。
床一面に敷かれたブルーシートの上で、思い思いのポンチョを制作し、テーマやこだわりポイントを発表しあいました。
テーマは「カラフルポンチョでファッションショー」
アイデアに行き詰まった世界的ファッションデザイナーが、ハッピーテラス川越教室の子どもたちのアイデアを借りてスランプを脱出しようというストーリーでした。
子どもたちは、必要に応じて大人のちからを借りて、それぞれやりたいことに夢中に取り組んで、作品を感情させ、発表もできました。
子どもたちの様子
普段の様子とは違った教室に、こどもたちは最初戸惑っていました。
いつもは机と椅子があり、なんとなくひとりひとりのスペースがわかっていますが、床の上には目印が無いため、周りのこどもたちとどのように距離感を取ればいいのかわからず、壁際に寄って、壁からの距離で距離感を計ろうとする様子が見られました。
講師のお二人の楽しい導入で、今日やることがわかってくると、自分のやりたいこと、使いたいスペース、周りの子との距離を計りながら、自分のスペースを確保する様子が見られました。
絵具を借りたり、道具を借りるときには、講師の先生の声をかけ、必要なものを伝えて借りる、使い終わったら返す、というコミュニケーションがはかれていました。
普段は全然おしゃべりしないこどもも、うなづきや表情でコミュニケーションを取って、好きなものややりたいことを伝えることができていました。
いつもと違う環境で少し緊張しましたが、頑張って取り組むことができました。
教室の先生方も、普段の様子とはちがう、自然な姿を見ることができたと、喜んでおられました。
講師の鈴木さん、水田さん、ハッピーテラス川越教室のみなさま、ありがとうございました。
講師紹介
鈴木友唯さん
アートディレクター/ディレクター/イラストレーター/こども図工教室YAKKE主宰
2016年ドローイングアンドマニュアル参加。TVCM、番組、Web CM、MVなどを手がける。
主な作品にアリススタイルTVCM、Milton TVCM、「パプリカ」Foorin楽団ver.、おかあさんといっしょ「うちゅうにムチュー」、Eテレ「u&i」、テレビ東京「シナぷしゅ」、サンボマスター「ヒューマニティ!」MVなどがある。
カラフルで手作り感のある世界観を作るのが得意技。自分でイラストを描いたり、セットを作ったりも。
2022年10月に第一子を出産。子育ても仕事も全力で楽しみたい!
こども図工教室YAKKE主宰で日本中さまざまな場所でこども向けワークショップを開催している。
水田琴美さん
デザイナー/漫画家/脚本家/こども図工教室YAKKE参加
2016年に武蔵野美術大学卒業後、PR会社に就職。後に独立しフリーランスデザイナーに転向。
主な作品にHONDA FREED「FREED adventure」企画・キットデザイン、scrap「絶望ワンダーランドからの脱出」キットデザイン、Dotene Instagram デザイン、ボードゲーム「#ギャル短歌七七」企画・デザインなどがある。
PR会社勤務経験を活かしたSNSでの話題化を視野に入れた企画・デザインが得意。YAKKEでは子供達を世界観に引き込む寸劇作りを担当しており、主宰の鈴木と共に日本中でワークショップを開催している。
こども図工教室YAKKE
こども図工教室 YAKKEはこどもと大きなこどもがいっしょにものづくりをする場です。
いっしょに作るのはこどもに負けないくらいつくることが好きな「ものづくりのプロ」たち。
講師はEテレのこども番組の製作をしているデザイナー、様々な場所でこども向けのワークショップを行うイラストレーター、木でなんでも作ってしまう木工の職人、素敵な服を作るテキスタイルデザイナー、
などなど毎回、教室の内容に合わせたプロがいっしょに思いっきり「作る」を楽しみます
ハッピーテラス川越教室
ハッピーテラス川越教室は、小学生~高校生の発達が気になるお子さまを対象にした放課後等デイサービスです。
身体・学習・生活・社会性のスキルトレーニングと子ども一人ひとりに合わせたアプローチで、「自信」を持たせ「自立」を目指す療育を提供しています。
我孫子教室ダンボールイベント – イベントレポート
2023年6月18日(日)に、ハッピーテラス我孫子教室において、「SDKids」という創作工作キットを使用したイベントを実施しました。
このキットは、ダンボールの製造工程で発生する様々な形状の廃材を専用パッケージに詰め込んだものです。
当イベントでは、未就学児を対象とした親子参加型プログラムと、就学児を対象とした異年齢の小集団プログラムを実施しました。
未就学児向けのプログラムでは、保護者の方々との協力や連携を促すことを目的としました。
一方、就学児向けのプログラムでは、材料や道具を共有しながら、自分たちの好きな作品を作ることを重視しました。
このイベントを通じて、子供たちはSDKidsを通して創造力を発揮し、親子や異年齢の生徒たちとのコミュニケーションや協力をする機会となりました。









参加者の声
- 自分で何を作るか考えるのが楽しそうだった
- いろんなものが自由に作れるので、作業のほか、イメージしたり、どう作業するかなど考える機会もでき、面白いと思う。(簡単な制作例があると、それはそれで型に合わせてきれいに作る練習になる)
- 段ボールの形から、本人が作りたいものがある程度イメージしやすく、手伝いがしやすい
- 初めて見るパーツから、どんな作品を作るか考えたり、イメージするのにちょうどいい大きさだった。作りやすかったようだった。
- 子どもが楽しく参加でき、自宅でも作ったものでごっこ遊びをよくやっている。
- 幼稚園などでは、決まったものを作ることが多いため、自分で考えて何かを作る経験は、成長につながると感じた
アンケート結果
①イベント内容は、親子でお取り組みやすい内容であると感じましたか?
- 80%の参加者が「大変よかった」と回答しました
- 20%の参加者が「良かった」と回答しました
②イベントでのお子さんの様子は、家庭での貸し借りの様子との違いがありましたか?
- 80%の参加者が、家庭での貸し借りの様子と同じように取り組めたと回答しました
- (20%は無回答)
③イベントでのお子さんの様子は、家庭内で遊ぶときと違いがありましたか?
- 60%の参加者が、「家庭で一緒に遊ぶよりも楽しそうだった」と回答しました
- 20%の参加者が、「家庭の様子と変わらなかった」と回答しました
- (20%は無回答)
④段ボール工作キットが自宅にあった場合、親子で取り組めそうであると感じましたか?
- 全ての参加者が「取り組めそうであると感じた」と回答しました
北川さんから一言
SDキッズは、段ボールのパッケージの製造する奈良県の企業、株式会社パックインタカギ様から提供していただいたおもちゃです。段ボール製品の製造過程で、様々な形や厚さの端材が出るのですが、「それをただ捨ててしまうのではもったいない」と、様々なパーツがあること、それ自体を強みにして、「捨てるはずだったものを使って、子ども達が楽しめるおもちゃを、自分たちで作る」ことができます。まさに、ハッピーテラスのビジョン、「凸凹が活きる社会を創る」と同じく、凸凹をうまく活かして、子ども達に、そして地球環境に貢献しています!SDGsにも配慮しながら、楽しく考え、楽しく手を動かし、楽しく遊べる。写真からも、子ども達の創意工夫が、凸凹の段ボールパーツによって刺激されている様子が見て取れますね!ステキなイベントとなりました!